お尻ニキビも気になりますが、お尻が見られる時に合わせて目に入るのが「背中」。
背中のニキビでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな気になる背中ニキビの原因です。

まず背中ニキビが発生してしまう原因は、ひとつではありません。
いくつかの原因がそれぞれに作用し、段階的に背中ニキビとなって現れるのです。

第一段階としては肌が乾燥していること。
原因としては睡眠不足・疲労などのストレスや、精神的ストレスも原因と言われています。
強いストレスを受け続けてしまうと、自分の意思とは関係なく刺激や情報に反応して、
体の機能をコントロールしている自律神経のなかの、交感神経と副交感神経のうち、交感神経がより活発になっていきます。
交感神経は、主に活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時にはたらく神経です。

第二段階として、交感神経がより優位になりますと、男性ホルモンが過剰分泌し、
女性本来のホルモンバランスを崩してしまいます。

第三段階は、その男性ホルモンの特徴として、皮脂分泌を促進させたり、角栓を発生させてしまったり、
毛穴の縮小も引き起こしてしまうことから、小さくなってしまった毛穴の角栓がつまり、
蓋をされてしまった皮脂が閉じ込められて凝固してしまうと、いわゆる白ニキビが生成されてしまうのです。

背中ニキビは軽症の場合、基本的に自力でケアは可能です。
ただし大量に発生してしまった場合は、皮膚科を受診することを強くオススメします。

先述したとおり、角栓発生や毛穴の縮小が始まらなければ、背中ニキビは発生しないこととなります。

ですので、まずは背中を化粧水やクリームなどで保湿してあげることと、
ストレスの少ない生活習慣へとシフトしていくことが一番の近道になります。
さらにシャンプーをノンシリコンタイプに替えてあげることで、
シリコンによる毛穴のつまりを防ぐことができます。
結果的に背中ニキビを防ぐことにもつながっていくのです。

もしさらに付け加えるのであれば、ビタミンC誘導体を含有した化粧水・美容液などを
背中にはたいてあげるとより効果的です。
ビタミンCは皮脂の過剰分泌を抑えてくれる作用があります。